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ナチ・ドイツの終焉 1944-45

敗戦必至の第三帝国はなぜ降伏せず、全面的に破壊されるまで戦い続けたのか?
体制断末魔の十ヶ月間、ヒトラーを頂点とする支配の構造と広範な人々のメンタリティーを究明する。学術性と物語性が融合した傑作巨編。
大戦末期の地獄に迫り、降伏まで500ページを超えるものの途切れない緊張。
著者はドイツ現代史、ナチズム研究の世界的権威、イアン・カーショー。

序章 アンスバッハ-ある若者の死
第1章 体制への衝撃
第2章 西部での崩壊
第3章 恐怖の予兆
第4章 束の間の希望
第5章 東部の厄災
第6章 戻ってきたテロル
第7章 進みゆく崩壊
第8章 内部崩壊
第9章 無条件降伏
終章 自己破壊の解剖学 

著者:イアン・カーショー 訳:宮下嶺夫 解説:小原淳 出版社:白水社 2021 初版 ハードカバー 543p
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