Spectator Vol.49 特集「自然って何だろうか」です。
ずばり環境問題についてであり、ずばり人間が自然とどう向き合って来たのかを包括的に学ぶ内容です。
エコロジー運動の始まったアメリカの歴史を振り返り、スチュアート・ブランドの「ホール・アース・カタログ」「地球の論点」を読み解き、哲学者やアクティビストらにインタビューをし、自分たちの立っている場所を認識していく。
自然とは何かを掘り下げていく。
大きな問いかけのある特集ですが、やはり学ぶことは山ほどあります。
●マンガ 人は自然をどうみてきたか?
作画 関根美有 原作 赤田祐一(編集部)
キリスト教の自然観/楽園をきりひらいた人たち/ロマン主義者の自然観
自然保護のはじまり/生物多様性のめざめ/サイレント・スプリング
ピープルズ・パーク事件/エコロジー運動の夜明け
●『地球の論点』とエコモダニズム
スチュワート・ブランド『地球の論点』を読み解く
テーマ=都市/原発/遺伝子工学/ジオエンジニアリング
エコモダニズムとはなにか?/エコモダニズム・ブックガイド
●ロングインタビュー 三人に聞く 私たちの自然観
内山節 哲学者と考えた「自然と人間の関係」
坂田昌子 ネイチャーガイドから教わった「生物多様性の意味」
能勢伊勢雄 ライヴハウス・オーナーに聞く「自然をどうとらえるべきか」
発行:エディトリアルアパートメント 2021.12 雑誌
新刊書籍