ポストコロナのビジネス&カルチャーブック『TATTVA』4号です。
これまでになく「芸術」や「科学」が社会に対して何が出来るか?という問が立てられていて大変面白く読んだ。
特集は「どうやって歳をとる?お手本なき世界で」
未来の保障は何もない。どうやって歳を重ねるかはどんな未来を望むかということ。
共創とエイジングを考えます。
目玉は
「デヴィット・バーンによるデヴィット・バーンへのインタビュー」
デヴィッド・バーン(ミュージシャン)
「疲労ウイルス なぜ私たちはこんなに疲れているのか?」
ビョンチョル・ハン(哲学者/『疲労社会』『透明社会』著者)
他にも福岡伸一、高山明、桂宮治、市村正親、寒川裕人らのインタビューを掲載。
執筆
武邑光裕 / 福岡伸一 / Project Guideline Team / 高山明 / マキタスポーツ×岡田育 / 桂宮治 / 市村正親 / 宮田裕章 / 寒川裕人( ユ ー ジ ー ン・ス タ ジ オ ) / 草野庸子 / 奥野紗世子 / 酒井麻衣 / 和田彩花/曽我部恵一/青柳文子×小谷実由 / チョーヒカル /Licaxxx/ 鈴木謙介 他多数
「マガジン」ではなく「ブック」の体制を取っていることに一過性の情報誌ではなく永く読まれて欲しいという想いを感じます。書籍の紹介も充実していて、新しい文芸誌のようにも感じました。スピンも付いている。
tattva[タットヴァ]という誌名は、サンスクリット語で「それがそれとしてあること」を意味する「tattva」と、日本語の尊ぶ(たっとぶ)からとり、物事をゆっくりと見つめながら共生と共創を目指していきたいという想いを込めているとのこと。
発行:ブートレグ 2022.1 A5変形[150×210mm/左綴じ]224P
新刊書籍