ポーランンド出身のアメリカの政治学者アダム・プシェヴォスキの著作。
毎度の選挙で味わう怒り、失望、そして落胆…。
政治学研究の蓄積が示すところによれば、選挙は、国民の多くが望ましいと思う政策をもたらすことはほとんどなく、経済成長や経済格差の是正にも効果がなく、また、有権者が政府を効果的にコントロールするうえでも役に立たない。
しかし、それでも、争いごとを平和裡に解決するという役割があり、暴力をともなう紛争や対立を回避することにその本質があると説く。
トランプ政権下のアメリカで選挙と民主主義についてゼロから考えたこと。
第1章 序論
第�吃堯〜�挙の機能
第2章 政府を選ぶということ
第3章 所有権の保護
第4章 与党にとどまるための攻防
第5章 第�吃瑤侶誅澄〜�挙の本質とは
第�局堯〜�挙に何を期待できるのか
第6章 第�局瑤悗僚�論
第7章 合理性
第8章 代表、アカウンタビリティ、政府のコントロール
第9章 経済パフォーマンス
第10章 経済的・社会的な平等
第11章 平和的な紛争処理
第12章 結論
著者：アダム・プシェヴォスキ 訳：粕谷祐子・山田杏珠 出版社：白水社 2021 初版 ソフトカバー 180p
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