これまで日本の社会は、人間の「力強さ」や「傷つかない心」を当然としてきた。しかし今後、傷ついた人が心を癒すことのできる社会を選ぶのか、それとも切り捨てていく厳しい社会を選ぶのか?
やがて被災地は、復興へと向かっていく。しかし、〈心の傷〉を見て見ないふりをして前進することではないだろう。多数派の論理で押しまくり、復興の波に乗れない“被災の当事者”でありつづけている人たちを、忘れ去ることではないはずである。“心の傷を癒すということ”は、精神医学や心理学に任せてすむことではない。それは社会のあり方として、今を生きる全員に問われていることなのである。
(復興にむけて)
PTSD(心的外傷ストレス障害)に苦しむ被災者の「心の叫び」と、自らも被災しながら取り組みつづけた精神科医によって、阪神大震災の被災地から届けられた”心のカルテ”。
サントリー学芸賞を受賞した本作を改訂、そして阪神大震災および災害精神医学に関するエッセイや論考を大幅に増補した決定版。NHK土曜ドラマの原案にもなりました。
第�吃堯/椋卍掌紊凌瓦離吋�活動 1995年1月17日〜3月
第�局堯/椋劼�残した心の傷跡 1995年4月〜96年1月
第�敬堯〆匈欧砲茲襦秧瓦僚�>と<ケア>を考える
著者:安克昌 出版社:作品社 2020 第7刷 ソフトカバー 485p
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