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黄金虫変奏曲 The Gold Bug Variations

「舞踏会へ向かう三人の農夫」「囚人のジレンマ」に続くリチャード・パワーズの三作目「黄金虫変奏曲」(1991)全訳が約30年の時を経て遂に登場。
タイトルから察しの通りバッハ「ゴルトベルク変奏曲」とエドガー・アラン・ポーの「黄金虫」が物語の重要な「キー」になっています。当時34歳のパワーズがその才能の全てを注ぎ込んだマスターピース。全米批評家協会賞(1991)最終候補作

”たった四つの文字から「畏るべき豊穣」を生む遺伝情報と、バッハのゴルトベルク変奏曲。その二つの構造の不思議なまでの符合を鋳型にして、精巧なロマンスとサスペンスが紡ぎ出される。
1957年、遺伝暗号の解読を目指す若き生化学者スチュアート・レスラーに、一人の女性がゴルトベルク変奏曲のレコードを手渡す。25年後、公立図書館の司書ジャン・オデイは、魅力的な青年フランク・トッドから、奇妙なリサーチの依頼を受ける。夜ごとゴルトベルクを聴きながら凡庸なコンピュータ・アルゴリズムのお守りをしている、恐ろしく知的で孤独な同僚の正体を調べたい、と。長い時を隔てて存在する二組の恋愛が、互いを反復し、変奏しながら二重螺旋のように絡み合う。なぜレスラーは20世紀生物学の最大の発見に肉薄しながら、突如歴史から消えたのか? その謎が解かれていくとともに、芸術、言語、音楽、愛、そして生命の継承の意味までを巻き込んだ語りが縦横に拡がってゆく。”(みすず書房)

リチャード・パワーズ
1957年アメリカ合衆国イリノイ州エヴァンストンに生まれる。11歳から16歳までバンコクに住み、のちアメリカに戻ってイリノイ大学で物理学を学ぶが、やがて文転し、同大で修士号を取得。80年代末から90年代初頭オランダに住み、現在はイリノイ州在住。2006年発表のThe Echo Maker(『エコー・メイカー』黒原敏行訳、新潮社)で全米図書賞受賞、2018年発表のThe Overstory(『オーバーストーリー』木原善彦訳、新潮社)でピューリッツァー賞受賞。ほかの著書に、Three Farmers on Their Way to a Dance(1985、『舞踏会へ向かう三人の農夫』柴田元幸訳、みすず書房;河出文庫)、Prisoner’s Dilemma(1988、『囚人のジレンマ』柴田元幸・前山佳朱彦訳、みすず書房)、Operation Wandering Soul(1993)、Galatea 2.2(1995、『ガラテイア2.2』若島正訳、みすず書房)、Gain(1998)、Plowing the Dark(2000)、The Time of Our Singing(2003、『われらが歌う時』上・下、高吉一郎訳、新潮社)、Generosity: An Enhancement(2009、『幸福の遺伝子』木原善彦訳、新潮社)、Orfeo(2014、『オルフェオ』木原善彦訳、新潮社)、Bewilderment(2021)。
著:リチャード・パワーズ 訳:森慎一郎・若島正 出版社:みすず書房 2022 初版 ハードカバー 872p
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