幾つか目にした原稿があったので本文を飛ばしてあとがきから読んだ。
あとがきのタイトルは「頼むから静かにしてくれ」だ。
今更ながら完璧な訳文だとは思うがそれはさておき、本当にそう思う。
僕はただ静かに商売をして、今日こんなことがあったよと家族と話したいだけなのだ。
本書は編集、デザイン、写真と全て著者の知人と作っていて、それが風通しの良い空気を作り出している。荒涼とした世界の中でも拡大して覗いてみれば面白みが見出せる。
誠光社、堀部篤史の書き散らした雑文集。
著者:堀部篤史 発行:誠光社 2022 初版 ソフトカバー 179p
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