”本屋には本がたくさんあるのに、「手話」だけを伝える本はたくさんあるのに、「手話の生活」を伝える本は一冊もありませんでした。そんな状況をダハすべく、まんがのかき方もしらないままかきつづけたのが、こうして1冊の本になりました。
いろんな人に手話のある生活がどういうものか知ってもらうきっかけになればと思っています。”
(原文ママ)
写真家・文筆家、齋藤陽道のコミックエッセイ。
手話で話す両親と、0才3才のこどもたちの「ことば」の成長と発見を描いた育児まんが日記です。
上記は齋藤さんに頂いた言葉です。そういった切実さはありますが、終始愛にあふれています。
読めば読むほどに世界が広がり、言葉をあらためて獲得していくような、突き詰めれば生き直すような凄みがあります。
デザインはコズフィッシュ
著者:齋藤陽道 協力:盛山麻奈美 監修:早瀬憲太郎 出版社:ナナロク社 2022 ソフトカバー 196p
新刊書籍