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エトセトラ VOL.7

毎号、新しい編集長がいま伝えたいテーマを特集するフェミマガジン『エトセトラ』
個人の数だけ無限にある女性の声、フェミニズムの形を届けていきます。

特集「くぐりぬけて見つけた場所」
公園のブルーテントに長年住み、女性ホームレスグループを主宰するいちむらみさこを責任編集に、今それぞれの地点から考える、場所、ケア、抵抗、そしてフェミニズム。
いちむらさんが都内の公園にあるテント村で出会った女性ホームレスの「小山さん」。
本編は小山さんとの出会いと、小山さんが亡くなった後に遺された膨大な文章の書き綴られたノートから始まります。
ロシアの始めた戦争と思いを重ね、「生きる場所」「安心できる場所」について考えていきます。

目次
特集:くぐりぬけて見つけた場所

はじめに

ノートの中に見つけた場所 「小山さんノート」ワークショップ
扉テキスト 登久希子
「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ
「一年後の追悼展覧会」ナガノハル
小山さんのノートから
「小山さんとの長い長い対話」吉田亜矢子
「けっして自分を明け渡さない小山さん」まさこ
「生き延びるための想像力」花崎攝
「沈黙しているとみなされる者たちの秘密の共通語──共に聴き-翻訳すること」申 知瑛/翻訳:金 友子
「自由意志の領地」ナガノハル
「ノートという場所」藤本なほ子

【エッセイ】
栗田隆子「私の居場所、あるいは『外』で一人でいられる場所」
堅田香緒里「二つの『庭=運動(アヴァン・ガーデニング)』」
沢部ひとみ「女と生きる女の声を聴く『場』を求めて」
井谷聡子「クィアの『居場所』」
李杏理「濁酒が編み出すもの」
大嶋栄子「くぐり抜けたはずなのに――たどり着いてしまった場所」
黒田節子「あてどなくさまようフクシマから女たちへ」

【スクウォット・インタビュー】
マウア(サンパウロ)イバネッチ・アラウージョ「住まいを持たないひとりがいれば、その周りにたくさんの強い運動が生まれる」
(コラム:下郷さとみ)
カナル(ベルリン)「移動しながら、自分らしく生きる場所」

【読者投稿】
あなたが見つけた「場所」

【インタビュー】
上岡陽江「生き延びるための場を守っていく」
笛美「インターネットしか居場所がない誰かとつながるために」

【私たちのコレクティブ】
フェミニスト手芸グループ山姥「政治的な手芸部とは」
フェミZINEコレクティブ「場としてのZINEをつくる」
ひととひと「皿を割るため、女は集う」

特集のおわりに

【寄稿】
高柳聡子「誰に戦争は必要か――問いかけるロシアのフェミニストたち」
長山智香子「ベル・フックスに捧げる」
京極紀子「五輪礼賛、女性活躍? ダイバーシティ?――『レガシー』はこうしてねつ造される」
大橋由香子「『なまじっか』という困った事態――日本で中絶薬が承認されず、同『姓』婚が強要される理由を考える」
吉野靫「ままならぬ人生に、女友だちはいかが」
福田和子「世界一の女性議員比率、ルワンダ」

【連載】
編集長フェミ日記   2022年3月〜4月/いちむらみさこ
ここは女を入れない国:第5回 山と女人禁制(後編)/伊藤春奈(花束書房)
ふぇみで大丈夫 vol.3 Twitterという居場所/ナガノハル
LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.7/宇壽山貴久子
私のフェミアイテム 07 円香
NOW THIS ACTIVIST vol.6 石田郁子
etcbookshop通信(拡大版)

発行:エトセトラブックス 2022.5
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