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「知らない」から始まる 10代の娘に聞く韓国文学のこと

背負いきれないものを背負っている人たちが何かを封印して生きている
キム・エラン『外は夏』

現代の韓国文学が大きな支持を得ているのはここを書ききっているからだと思うのですが、どうでしょう。

サウダージ・ブックスのアサノさんと実の娘(ま)さんによる共著。
K-POPをきっかけに韓国のカルチャーに興味を持ち、韓国文学も読むようになったという(ま)さんにアサノさんがインタビューを試みます。
母と行った韓国旅行、韓国文学の感想を中心に構成されていますが、親と子の対話が不思議な魅力を放っている本です。中心にあるのは親子も国同士もお互いの声に耳を傾けると言うこと。

登場作品
この「むなしさ」は自分と同じ「世界線」にある
——チェ・ウニョン『ショウコの微笑』
ホ先生が人生の最後に抱く幸福には、でも陰がある
——チョン・セラン『フィフティ・ピープル』
思いを話したいと願うようになったから「ことば」が出てきた
——ファン・インスク『野良猫姫』
背負いきれないものを背負っている人たちが何かを封印して生きている
——キム・エラン『外は夏』
問題の原因は目に見えない感情や気持ち、人と人の関係にある
——チョン・セラン『保健室のアン・ウニョン先生』
非日常のあとの日常を普通に生きていく人を描くこと
——チョン・セラン『屋上で会いましょう』
忘れられたものたち、忘れてはならないものたち
——ファン・ジョンウン『ディディの傘』 アサノタカオ
わからない世界で自分を生きる
——チョン・セラン『声をあげます』 (ま)


著者:アサノタカオ 装丁:納谷衣美 装画:(ま) 発行:サウダージ・ブックス 2022 初版 ソフトカバー 115p
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販売価格
1,980円(税込)

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