「『タランチュラ』のなかにメッセージをさがすのは愚挙だし、みんながあれほどまでにボブ・ディランに求めつづけたこたえも、ありはしない。だが、ひとりの表現者としてのボブ・ディランがなにを言おうとしているのかは、充分すぎるほどに聞きとどけることができる。」――片岡義男
ボブ・ディラン、23歳。初の著書。
小説か、散文か、詩か。
世間の声がどうでもいいように、そんなことは彼にとってどうでもいいのだろう。
オリジナルは1966年。
本書は2014年の新版です。
訳は片岡義男
著:ボブ・ディラン 訳:片岡義男 出版社:KADOKAWA 2014初版 ハードカバー 238p
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