シャンタル・アケルマン ―カメラの画角から外されてきた女性の時間を記録し、うつ病と生きながら、クィアとしてのアイデンティティとユダヤ人としてのルーツを漂い、自らの身体を映画の正面に据え、見つめ続けた映画監督。
2022年春、アケルマン映画祭が開催され渋谷では21日間、全108回が上映された。
渋谷の映画館でアケルマンの映画を目撃した15人の日記。
映画を見て足元から揺さぶられ、混沌とした渋谷の街を徘徊するそれぞれの思考と痕跡がこの一冊には宿っています。
たとえ映画を観ていなくとも人権、アイデンティティ、街の記憶、といったテーマを読者はそれぞれに見出すはずです。
・楠田ひかり
・宇部広樹
・小野寺里穂
・伊藤まりん
・エミリー
・本村宗一朗
・原田時枝
・朱
・駒ヶ嶺薫平
・mari takahashi
・とれたてクラブ
・明澄 ・川上さわ
・横山裕香
・長沼航
編・発行:麦島汐美 2022初版 ソフトカバー B6判|154p
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