”一度きりと永遠は、どうしてこんなに似ているのだろうか。”
独立研究者森田真生のエッセイ集。
子どもとの散歩から生まれる無数の思考、感覚。
会話、言葉、触れる生命、今ここにいる偶然、不思議。
読者はあらゆる経験が現在に繋がり何か大きなもの、例えば地球とかに自分が開かれていくのを感じるだろう。
日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。
思索、数学、子供との時間、今という瞬間…
偶然の日々の中で一度きりのすぐ近くにある、永遠をつかみたい――
その思いを胸につづられ、あふれでてきた、詩のような言葉たち。
著者:森田真生 装丁:寄藤文平(文平銀座)出版社:ミシマ社 四六判並製 240p
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