今年(2022年)はOMSBとAwichの新作が凄かったのでそれだけでも豊作と言っていいだろう。
その流れで今年は邦楽においては日本語ラップ以外ほとんど聴いていなくて(例外は宇多田ヒカルと七尾旅人ぐらい)、改めて今現在、最も力強い音楽はヒップホップ以外にあり得ないと思う。
1987年の「President BPM」(近田春夫)から始まる日本語ラップの名盤100。
これほどコンパクトに分かりやすく、かつ歴史の流れを汲んだ一冊は初めてかも知れない。
この一冊を手に是非聴き倒してもらいたい。日本社会の流れも浮かび上がります。
磯部涼、サイプレス上野推薦。
著者:韻踏み夫 出版社:イーストプレス 2022 ソフトカバー
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