「暮らしを軽蔑する人間は、そのことだけで、軽蔑に値するのである」(花森安治)
”今、暮らしが軽蔑されているな、と感じる。”
”暮しを軽蔑する人間は言葉を大切にしない人間だ”(武田砂鉄)
2016年から続く暮しの手帖誌での連載が書籍化。
新聞、テレビ、雑誌、SNS、著書などで出会った言葉を著者は拾い上げ、そこに映る「今」を考える。答えを急がず、断定せず、立ち止まり「丁寧に」言葉を尽くし、考える。
言葉によって破壊される世の中を救うのはやはり「言葉」なのだ。
著者:武田砂鉄 出版社:暮しの手帖社 2022 ソフトカバー 235p
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