書店と社会は相互に影響し合いながら変化していく。一九一〇年代から二〇一〇年代まで。各年代の代表的な書店から描く台湾文化の百年史。
日本統治時代、言論統制の時代を経て現在までの台湾書店を辿る。
それは台湾の文化史、社会史にも繋がり、大きな物語として語ることが出来る。
物語としても面白さはもちろん、資料的価値も非常に高い力作です。
素晴らしい装画は画家の花松あゆみ。
第一篇 日本統治時代の書店
第二編 言論統制の時代
第三篇 書籍業界が飛躍する時代
第四篇 独立の声
第五篇 書店における転換期
編著:台灣独立書店文化協會 翻訳:フォルモサ書院(郭雅暉・永井一広) 装丁・組版:中村圭佑 出版社:H.A.B 2022 ソフトカバー 256p
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