韓国各地に個性的な街の本屋が誕生し「本屋巡り」が定着するほど注目を集める一方で、日々どこかで本屋が店を閉じている。
長年にわたり韓国の出版業界を見つめてきた著者が、奮闘する街の本屋の姿を中心に「本の生態系」を描き話題となったノンフィクション。
そもそも「街の本屋とは?」から「本屋で食べていけるのか?」など日本でも見られる問いや重なる現状も見られ、非常に学ことの多い一冊。
巻末エッセイに島田潤一郎(夏葉社)
著者:ハン・ミファ 翻訳:渡辺 麻土香 解説:石橋 毅史 出版社:クオン 2022 ソフトカバー 281p
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