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そこから青い闇がささやき ベオグラード、戦争と言葉

戦争を生きる人々の声を聞く。

「最初は、死者が名前で知らされる。それから数になる。最後には数もわからなくなる……」。旧ユーゴスラビア、ベオグラード。戦争がはじまり、家、街、友人、仕事……人々はあらゆるものを失っていく。そして、不条理な制裁と、NATOによる空爆がはじまった。日本への帰国を拒み空爆下の街に留まった詩人が、戦火のなかの暮らし、文学、希望を描くエッセイ集。

解説 池澤夏樹

著者:山崎佳代子 出版社:筑摩書房 ちくま文庫 245p
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販売価格
880円(税込)

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