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かざる日本

「この世ならざるもの」を招き寄せ、日常を異化し、聖化し、荘厳する。〈かざる〉という営みには、私たちの心をざわめかせる不穏な力がそなわっている。

「削ぎ落とす」ことで本質が現れ、そこに日本的な美を見出してきた。
「盛る」「飾る」はその本質を隠すというのは本当か。
紐、帯、ガラス、鼈甲、刀剣、水引などを取り上げ、「かざる日本」の実像に迫る。
カラー図版多数

組紐  はじまりの紐
座敷飾り  かざる方程式
供花神饌  聖なる奇観
紅  赤の蕩尽
香木  見ることも書くことも叶わぬかざり
鼈甲  鼈甲は眼で舐めろ
帯  神々を招く帯
茶室  黄金の仮想現実
薩摩切子  ガラスの剛毅
変化朝顔  奇想の花
結髪  髪を制するかたち
料紙装飾  光ふる紙
表装  再創造としての表装
刀剣  武士の魂は「おかざり」か?
音  音の祭り
螺鈿  本質としての表層
水引折形  水引に張りつめる力
ガラス  光を封じたグラス
和食  懐石にしぶく徴
かざる日本  かざりの働き

著者:橋本麻里 出版社 :岩波書店 2022 ハードカバー 242p
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販売価格
2,860円(税込)

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