blackbird books

カートをみる0点 合計 : 0円

春なれば棺の窓をあけておく
莨火(たばこび)を消して裸足の身を焦がす
香水のちがふ白河夜船かな
かささぎのこぼす涙をおつまみに
逃げ去りし夜ほど匂ふ水はなく

-----

「いつかたこぶねになる日」「なしのたわむれ」がロングセラーを続ける小津夜景さんの句集です。
夜の香があり、洒落があり、遊びがあり、何より言葉のセンスが凄い。

現世(うつしよ)のカオスにひそむ言葉の華麗な万華鏡(ミクロコスモス)────谷川俊太郎

著:小津夜景 出版社:書肆侃侃房 2022 ハードカバー 144p
新刊書籍

状態
状態について
A :
新品同様
B :
汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態
C :
古書として標準的な状態
D :
汚れ、傷みあり

※当店では商品への値段の書き込み、ラベル貼りは行っておりません。

販売価格
2,090円(税込)

カートに入れる

For international customers

top