blackbird books

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春なれば棺の窓をあけておく
莨火(たばこび)を消して裸足の身を焦がす
香水のちがふ白河夜船かな
かささぎのこぼす涙をおつまみに
逃げ去りし夜ほど匂ふ水はなく

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「いつかたこぶねになる日」「なしのたわむれ」がロングセラーを続ける小津夜景さんの句集です。
夜の香があり、洒落があり、遊びがあり、何より言葉のセンスが凄い。

現世(うつしよ)のカオスにひそむ言葉の華麗な万華鏡(ミクロコスモス)────谷川俊太郎

著:小津夜景 出版社:書肆侃侃房 2022 ハードカバー 144p
新刊書籍

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販売価格
2,090円(税込)

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