「鈴木敏夫とジブリ展」でも公開されたスタジオジブリプロデューサー、鈴木敏夫の本と読書をめぐるロングインタビュー。この書籍では展示には収まり切らないエピソードも多数収録。何よりも本になることで保存されることが喜ばしい。
ジブリファンにとって鈴木さんが大変な読書家だというのは有名な話だが、蔵書はおよそ8800冊とのこと。15時間に及んだインタビューでは読書論、人生論、時代論を滔々と述べられています。
詳細は下記。
カバーは鈴木さんの書斎の壁紙と同じくウイリアム・モリス。
第1章 物語の誘惑
幼少期に四畳半で読んでいた少年漫画誌、児童文学。
第2章 小説への耽溺
思春期に読みふけった大衆小説の世界。
第3章 詩と言葉の魔法
大学時代、学生運動の最中に出会った詩と文学。
第4章 我々は何者か
社会人になって目覚めたジャーナリズム、ノンフィクション。
第5章 我々はどこから来たのか
高畑勲・宮��駿と出会ってから読んだ日本文化論、文学。
第6章 我々はどこへ行くのか
深く交流してきた現代の作家、碩学たち。
著：鈴木敏夫 出版社：筑摩書房 2022 ハードカバー 320p
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