”寄り添う場所”
広島県庄原市にある書店「ウィー東城店」の物語。
「お客さんの要望のこたえる」ことで赤字続きだった店を黒字化させ、存続させて行く。
この書店は本を売るだけではなく、家電の悩みや年賀状の宛名書きなど高齢者の生活の相談にのります。
そしてもう一点、学校に行けなくなり引きこもっていた若者たちを受け入れ、共にお店で仕事をして行くのです。若者たちはお客さん(人)と接し、本に触れ、次第に快復してきます。
このお店の在り方に心を動かされた夏葉社島田潤一郎さんが店長の佐藤友則さんに話を聞き、文章にしました。
素晴らしい装画・挿絵は「急がなくても良いことを」のひうち棚さん。
本屋、そして小売業の可能性を伝える、感動的な一冊。
著:佐藤友則・島田潤一郎 絵:ひうち棚 出版社:夏葉社 2023 2刷 ハードカバー 205p
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