奈良を拠点に活動する美術家黒瀬正剛の作品集。
2021年ー22年の作品を収録した『Lines』、2008年ー20年の作品をまとめた『Dots』、そして詩や論考をまとめた『Dots - Linesに寄せて』の3冊組。

点から線へ。
色彩を乗せた平面でそれらは震え、揺らぎ、やがて生命が宿ったように響き合い、ざわめく。
感情は読み取れないが、作家の中にある確かなイメージへ向かって、跳躍している姿が見える。

寄稿
三井知行（真庭市蒜山ミュージアム）
上林翼（LVDB BOOKS)