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本を弾く 来るべき音楽のための読書ノート

鷲田清一、西江雅之、白川静、井筒俊彦、串田孫一、磯崎新、志村ふくみ、、

詩人・音楽研究科・批評家である小沼純一による日本の現代思想「名盤」案内。
20世紀後半に読んでいた本が音楽とどのように結びつくのか。
音と言葉を手繰り寄せ、独自の書評が展開される。
ことば、場、からだ、の3部構成。
思想入門としても是非。

[ことば]
鷲田清一『「聴く」ことの力――臨床哲学試論』
西江雅之『アフリカのことば――アフリカ/言語ノート集成』
白川 静『漢字――生い立ちとその背景』
井筒俊彦『意識と本質――精神的東洋を索めて』
豊崎光一『余白とその余白または幹のない接木』
大森荘蔵『物と心』
串田孫一『随想集 光と翳の領域』

[場]
下村寅太郎『数理哲学・科学史の哲学』
磯崎 新『見立ての手法――日本的空間の読解』
観世寿夫『心より心に伝ふる花』
阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男――伝説とその世界』
李禹煥『出会いを求めて――新しい芸術のはじまりに』
黒田美代子『商人たちの共和国――世界最古のスーク、アレッポ』
中西夏之『大括弧――緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置』
志村ふくみ『一色一生』

[からだ]
三木成夫『胎児の世界――人類の生命記憶』
木村 敏『あいだ』
若桑みどり『薔薇のイコノロジー』
川瀬敏郎『花は野にあるように――「なげいれ」のすすめ』
勅使川原三郎『骨と空気』
戸井田道三『食べることの思想』
太田省吾『動詞の陰翳――演出手帖』


著者:小沼純一 出版社:東京大学出版会 2019初版 398p ソフトカバー
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販売価格
2,970円(税込)

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