・月のおもて側にだけある海
・土星の環から霧雨が降る
・この世界はシミュレーションなのか?
・青年科学者の命を奪ったデーモンコア(魔物の心臓)
・逆張り・冷笑派は強者の勝利を後押しする?
・砂漠に広がる「妖精の環」のひみつ
・ヒマラヤを渡るツルが巻き起こした小さな奇跡
前作『銀河の片隅で科学夜話』で寺田寅彦賞受賞。
理論物理学者とっておきのお話、第二幕です。
科学が分かり易く解明(説明)された時の「なるほど」に勝る「なるほど」はない。
そしてこのシリーズが特に素晴らしいの著者の語り口調にある。
科学と詩情が結び付く心地よさ。
天体、極微、街、生命の4章20編。
島本理生推薦。
著者:全卓樹 装幀:佐々木暁 出版社:朝日出版社 2023 初版 191p
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