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旋回する人類学

「未開社会」(この差別的な文言については本文でも触れている)が研究対象だった人類学は今や経済、政治、宗教、生態、医療などその対象は多岐に渡る。フィールドワークを土台にこの学問はストレートな発展ではなくパラダイム・シフト(=転回)を繰り返し、現代に至る。
古典と現代の研究を例に松村さんが新しい入門書として書いたのが本書です。
”多様な差異にあふれたこの世界で、ともに生きていくとはどういうことなのか”
”秩序ある調和のとれた世界がいかに可能なのか”
”災いや病気の恐怖と不安にどう向き合えば良いのか”
共に学んでいきたいと思います。

1章 人間の差異との格闘
1 「差異」を問う
2 構造のとらえ方
3 未開と近代


2章 他者理解はいかに可能か
1 他者理解の方法
2 揺らぐフィールドワーク
3 存在論へ

3章 人間の本性とは?
1 社会から個人へ
2 形式主義と実体主義
3 近代への問い

4章 秩序のつくり方
1 法と政治の起源
2 国家と政治
3 国家なき社会

5章 自然と神々の力
1 宗教とアニミズム
2 神の概念
3 自然と人間

6章 病むこと、癒やすこと
1 災いの原因
2 医療人類学の地平
3 ケアの視点

7章 現在地を見定める
1 二分法を問い直す
2 変革と実践の学問へ


著:松村圭一郎 出版社:講談社 2023 ソフトカバー 250p
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1,650円(税込)

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