素人が哲学や政治や経済を語るという、本来まったく普通のことが、異様なことのように捉えられるのは非常におかしい。僕は素人として、いけしゃあしゃあと、生煮えの持論を振りかざしてみようと思う。
~
自分の頭で考えるというのは、自分に都合のいい世界観だけに従順な生徒根性でもなければ、自意識過剰で安易な逆張り精神でもない。なんかもっとよりよく生きたいなーという、それ自体はなんの変哲もない欲求から始めてみることなのだと、僕は考えている。
「はじめに」より
賃労働者の誰もが「やりがい」を持ってるわけでも、「自己実現」のために働いているわけでもない。それでも生活があり、そこには思想があり、哲学がある。無名の平凡な賃労働者が考える自由、労働、会社、責任、そしてよりよい生について。
目次
�吃堯ー�由
1章 賃労働者であること
2章 自己実現とAI
コラム:ゾンビ論ーハイチへのまなざし
�局堯\嫻�
3章 会社、たくさんの秘密ーセクショナリズム・官僚制
4章 責任の無限後退ー「安楽への自発的隷属」
コラム:生活の保守性
�敬堯仝朕佑伴匆�
5章 自由と責任のインターフェースとしての所有概念
6章 主体性をほどよく保持するために
7章 よりよい生へ
コラム:推しー「密猟」としての誤読の実践
�孤堯_饉勸�の日常的実践
8章 具体的にどうするか
9章 哲学を生活に実装するために
おわりにー短い言い訳
著者・Author:柿内正午 出版社 publisher:零貨店アカミミ 2023 ソフトカバー(新書サイズ) 152p
new 新刊書籍