柴田元幸翻訳叢書シリーズ最新作。
10年前に発行された「古典篇」に続く「準古典篇」です。
アメリカ合衆国で書かれた短編小説、その”名作中の名作”を選ぶ。
ヘミングウェイ、フォークナーなどの巨匠による「定番」から、ハーストン、ウェルティ、オルグレンの本邦初訳作まで。
激動の時代、20世紀前半に執筆・発表された全12篇を収録。
●シャーウッド・アンダーソン「グロテスクなものたちの書」
●アーネスト・ヘミングウェイ「インディアン村」
●ゾラ・ニール・ハーストン「ハーレムの書」
●イーディス・ウォートン「ローマ熱」
●ウィリアム・サローヤン「心が高地にある男」
●デルモア・シュウォーツ「夢の中で責任が始まる」
●コーネル・ウールリッチ「三時」
●ウィリアム・フォークナー「納屋を焼く」
● F・スコット・フィッツジェラルド「失われた十年」
●ラルフ・エリスン「広場でのパーティ」
●ユードラ・ウェルティ「何度も歩いた道」
●ネルソン・オルグレン「分署長は悪い夢を見る」
カバー写真:Walker Evans
訳:柴田元幸 出版社:スイッチ・パブリッシング 2023 ハードカバー 253p
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