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あかるい身体で

もうどうしたって戻れない
真夏の青すぎる空と
せせらぎに遊んだメダカ
ひかっていた風
おもいでは
ほとんどが薄れてかすれて
手繰り寄せられるものだけ
あでやかに彩色される
(ハレーション)

ふたつの私家版詩集が中原中也賞の最終候補になっている詩人、海老名絢の詩集。
版元を通して発行されるのは本作が最初となる。

朝から夜へ、夏から冬へ、色彩が変わっていくように、この詩人は言葉で色を塗る。
感情を身体に預け、深呼吸をするように。


著:海老名絢 出版社:七月堂 2023 ソフトカバー 111p
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1,650円(税込)

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