建築音響の研究者が世界20カ国、60以上の音楽ホールを巡って調査。
音楽家、批評家、愛好家のそれぞれのホールに関する意見を集積して、音楽とそれを実現させる空間の技術に関して論じる。
写真と図面を豊富に掲載した500Pを超える大著。
付録には日本のホールについての資料もあり
絶版
1 音楽の音響ー科学か神話か?
2 音と聴き手
3 音響学と音楽
4 音楽の音響の質の主観的属性
5 インタビューと測定
6 54のホール
7 大きさ、用途、加齢
8 音響的品質のカテゴリーと数値的評価方式
9 音響的親密感と残響感
10 暖かさ、大きさ、澄明さ、華やかさ
11 拡散、バランスと融合、アンサンブル、アタック、きめ(肌理)
12 エコー、騒音、ひずみ、不均等性
13 数値式評価尺度の適合性
14 コンサートホールとオペラ劇場の設計についての考察
15 ニューヨークフィルハーモニックホール(リンカーンセンター)について
著:レオ・L・ベラネク 共訳:長友宗重・寺崎恒正 出版社 publisher:鹿島出版会 1983 3刷 ハードカバー 529p
C(函ヤケ、本体美品)