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未成の周辺 / 川崎祐(サイン入)

バスの車窓から見えてくる移動の距離。新宮という空間が持つ時間。 ここに束ねられた写真たちはページが捲られることを待機している。 カメラが撮りたがる写真の型や、 熊野にまつわるありふれたイメージを払いのけ、 生のままの風景が時制を豊かに行き来する。 川崎祐の写真は持続しているのだ。
――鈴木理策(写真家)

前作『光景』(赤々舎、2019年)以来、およそ3年ぶりとなる川崎祐の写真集。
家族写真から風景写真へ。テーマは地方・郊外というところで繋がっている。
新宮・熊野という「聖地」を「一地方都市」として写真家はどう捉えたのか。
二つのパートから成る両開きの構成。

寄稿:
「空虚と聖性」倉石信乃(詩人)
「風景の貌をめぐって」川崎祐

限定400部サイン入り

川崎祐 [かわさき・ゆう]

写真家。1985年、滋賀県生まれ。2017年、第17回写真「1_WALL」グランプリを受賞。2018年、ガーディアン・ガーデンで個展「Scenes」を開催。同作で第44回木村伊兵衛写真賞最終候補にノミネートされる。2019年に『光景』を赤々舎より刊行し、同時期に個展「光景」をニコンサロンで行う。2022年に3年ぶりの新作「未成の周辺」(Alt_Medium)を発表。2024年には「あざみ野フォト・アニュアル2024 川崎祐(仮)」展を横浜市民ギャラリーあざみ野で開催予定。そのほか、「文學界」「週刊読書人」等にエッセイや書評を寄稿。

著者 Author:川崎祐 装丁:岡田和奈佳 出版社publisher:喫水線 2023 softcover 270mm×210mm 156p
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7,700円(税込)

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