1963年、詩を愛する夫婦が高知に開いた小さな古書店「タンポポ書店」。
生まれてきた3人の子どもを養うため、夫は長距離トラックに乗り、妻は店舗だけでなく、催事場やスーパーでも古本を売ります。夫が病死した後も、妻の片岡千歳さんは2004年まで、ひとりで「タンポポ書店」を続けました。
(夏葉社)
2004年に片岡千歳さんが自費出版した随筆集の復刊。
古書店で出会った本と人々の思い出。
みんな心に豊さを連れてきてくれた。
古本好きに愛され、入手困難になっていた一冊を夏葉社が復刊しました。
「貼り箱」を使った夏葉社らしい美しい一冊に仕上がっています。
著者:片岡千歳 出版社:夏葉社 2023.10 初版 フランス装/函 320p
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