2016年に漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された漫画と文芸の同人誌「ランバーロール」
漫画と文学の交差点。
6号の特集は「台湾」
もし裏テーマがあるとすれば「恋」でしょうか。そんな短編が並んでいますよ。
村上春樹の『猫を棄てる』の装画や、漫画『緑の歌―収集群風―』などの作品で知られる台湾出身の漫画家・高妍が企画段階から参加し、羅荷(ロー・へー)、劉倩帆(リュ・チェン ファン)、丁柏晏(ディン・ブォ イェン)という三人の台湾出身のイラストレーターを推薦し、それぞれの描き下ろし漫画を掲載の運びとなりました。
安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの描き下ろし漫画と、台湾のクラブシーンにまつわるもてスリムのエッセイ、台湾映画にまつわる佐野亨(映画ライター)のエッセイを加え、今号も充実の152ページ!
【漫画】
高妍(ガオ・イェン)「どうでもいいこと」
羅荷(ロー・へー)「雨の追憶」
安永知澄「小さな魔法」
劉倩帆 (リュ・チェン ファン)「ドライブ」
森泉岳土「暗くて深くて誰もいない」
丁柏晏(ディン・ブォ イェン)「鐘楼」
おくやまゆか「新深緑日記」
【エッセイ】
もてスリム「ビナハウスの裂け目」
佐野亨 台湾映画と台湾と僕
編集:ランバーロール編集部 発行:タバブックス 2023 A5 151p
新刊書籍