晴れています。それ以外の言葉はないほどに。
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海の底の砂のような空です。
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ずっと一緒にいたい、と思える青空です。
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無理をしなければいいのに、人も、国も。そう思えてくる、青白い空です。
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青空、青空です。雲が切れて、青い空が見えます。
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歌人東直子が365日分の早朝の空を眺めてできた”詩集"です。
毎日、一緒に空を眺めているような気持ちになって込み上げてくるものがあります。
私たちが共有出来る数少ないものの一つ、空。
空を見上げることで、言葉が生まれ、詩が出来る。
そんな奇跡を綴じた一冊。
多くの人に届きますように。
装画:横山雄
装丁:名久井直子
著:東直子 出版社:ナナロク社 2024 ハードカバー 145p
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