2009年に京都国立近代美術館並びに東京都現代美術館で開催された「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展の図録。
コム・デ・ギャルソン/川久保玲とメゾン・マルタン・マルジェラを終着点とした17世紀からの「ラグジュアリー」を展開する。
美術館の中でファッションは何を語れるのかという可能性の追求、そしてファッションを現代芸術の中に位置付ける挑戦的な内容。
膨大なコレクションを持つ京都服飾文化研究財団によって企画された。
歴史の中のラグジュアリー、豪奢と快適の間で、18~20世紀 フィリップ・ペロー
ラグジュアリー/ファッションの欲望 深井晃子
抵抗としてのラグジュアリー:川久保玲 長谷川祐子
セクション1 着飾ることは自分の力を示すこと Ostentation
セクション2 削ぎ落とすことは飾ること Less if more
セクション3 冒険する精神 Clothes are free-spirited
セクション4 ひとつだけの服 Uniqueness
ゴールドの逆説:漆黒に寄り添う装飾のラグジュアリー 鶴岡真弓
真の贅沢さとはなにか ハプスブルク家の宝物コレクションから大学博物館の学術コレクションまで
発行:京都服飾文化研究財団 2009 ソフトカバー 207p
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