『かいじゅうたちのいるところ』『まよなかのだいどころ』とともに、作者自身が自らの3部作とよび、全米図書賞を受賞したモーリス・センダックの代表作。
両親が不在の中、あかちゃんの子守をする少女アイダ。
そんな時、ゴブリンが部屋にやって来て、あかちゃんをさらっていくのですが。。
ファンタジーでありつつ、どこか不気味で精緻に描かれた絵と不穏な物語が描かれています。
センダックのトラウマから生まれた物語だそう。
絵本としては比較的珍しく本体クロス装。
この福音館書店版は絶版になっており、現在はアーサー・ビナードによる翻訳で『父さんがかえる日まで』と改題され、偕成社より発行されています。
著者 Author : モーリス・センダック 訳:わきあきこ 出版社 publisher:福音館書店 2006 10刷 ハードカバー 40p
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