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日常をうたう

戦争が終わって、電気つけてもいいって、黒い布切れを取った時にね、もう一番嬉しかった。ああ明るいなーと思うた。20燭とか、そんなんやったよ?空襲で狙われんようにこんな筒みたいな黒いのを垂らして真下だけしか明るくしないの。だから一番嬉しかったんが、明るかったこと。
ー祖母へのインタビューより

〈ルール〉
1.戦争をめぐる祖母との会話を聴いてください。
2.その上で「8月15日」の日記を書いてください。
3.日記を朗読してください。

『26歳計画』『書簡集 それでも変わらないもの』の椋本湧也の新しいプロジェクト。94歳の祖母に話を聞き、27名の同世代が綴った「8月15日」の日記集。
悪化の一途を辿る世界情勢の中で、個人の日常を見つめ返すことで何が浮かび上がるのか。日常を奪う戦争体験を聞き、戦争体験のない私たちに何が出来るのか。
稀有な、見事な本です。

戦時下の記憶をめぐる祖母へのインタビューと、寄稿者による日記の朗読を収録した『音声版』へのリンクも封入。

装丁:古本実加
装画:三瓶玲奈
楽曲提供:秋吉敏子
初版2000部

企画・編集・発行:椋本 湧也 127×177mm ソフトカバー 168p
新刊書籍

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販売価格
1,650円(税込)

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