”フェミニズムは哲学ではなく、理論でもなくて、視点ですらない。世界をすっかり変えようとする政治運動である。”
”この世界では、性の自由は当然のものではなく獲得されなければならないものであり、つねに不完全である。”
わたしたちの欲望のありかたを、いまこの世界の「セックスの政治と倫理」を、フェミニズムたちの豊かな思想的蓄積から照射する。
19言語で翻訳された鮮烈なフェミニズム・エッセイ集。
ブラックウェル・ブック・オブ・ザ・イヤー2021受賞、オーウェル賞2022最終候補作、全米批評家協会賞(批評)最終候補作、サンデー・タイムズ紙(UK)ベストセラー
解説:清水晶子
【目次】
まえがき
男たちに対する陰謀
ポルノについて学生と話すこと
セックスする権利
コーダ――欲望の政治
教え子と寝ないこと
セックス、監獄主義、資本主義
謝辞
解説[清水晶子]
訳者あとがき
原注・訳注
参考文献(法律文書)
著者 Author:アミア・スリニヴァサン 訳:山田文 出版社:勁草書房 2023 初版 ハードカバー 336p
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