「面白くて途中で読むのをやめられない。前田さんの文章には、読む人を前へ前へと駆り立てる不思議なエンジンがある。」(岸本佐知子)
「死なれちゃった時は、まえさんみたいにたくさん話したほうがいい、って思う。マヌケなことや、細かいことまで、なにもかも。」(能町みね子)
このお二人に推薦されているということは”買い”なわけだが、いかがでしょう。
内容はタイトル通り。
後輩の自死、絶叫の葬式、残高3万円で死んだ父、、
著者が実際に経験した死別をつぶさに語る。そのままに。
そして”その後”を考え続ける。
決して重苦しいわけではない。
死別を語る、書くとはどういうことだろう。
装画・挿画はマメイケダ。
著者:前田隆弘 出版社 publisher:中央公論新社 2024 3刷 ソフトカバー 251p
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