”いま、ぼくたちは自然環境と人口環境を区別して建築を考えるということができなくなってきた。ぼくたちがつくりだす人工的な環境の広がりは甚だしく、自然環境に影響を及ぼすまでになり、自然環境もまた、ぼくたちに大きな影響を与えつづけている。自然環境と人工環境の境界は、どんどん曖昧になり、あたらしい環境がうまれつつある。
このあたらしい環境のなかで建築をつくることを考えてみる。”
2010年に豊田市美術館で開催された『石上純也ー建築のあたらしい大きさ』展の公式図録。
雲、森、空、雨などから建築を考え、実践する試みとして美術館で展開された。
建築、科学、アクティビズム、美術、あらゆる視点で読める一冊です。
寄稿:青木淳、五十嵐太郎
絶版
著者 Author:石上純也 出版社publisher:青幻舎 2010 ソフトカバー 295p
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