”「わかる」なんて簡単に言えない、「わからない」とも言いたくない。”
初めて物語の中に私に似た人を見つけた日のこと
東京とソウルで参加したプライドパレードのこと
日本の同性婚訴訟やパートナーシップ制度のこと
同じ時代を生きている/生きていたクィアのこと
ゲイとして、シスジェンダーの男性として、小沼理さんが綴った個人的で社会的なエピソード。
パレスチナのジェノサイドをはじめ、今世界で起こっていることも書かれている。
タイトルが絶妙だ。そのあわいで行動と思考を繰り返し、新しい世界を想像していきたい。
著者:小沼理 装画:岡田喜之 出版社:柏書房 2024 ソフトカバー 207p
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