”コロナ禍にはじめた畑。
熊本の土地とたいせつなひとたちとの出会い。
うれしさも苦しさも分かち合える家族との昼夜をへて、
僕は自分のなかにいた、
もうひとりの大事な存在と出会った。”
日々を綴るエッセイの先に待つ、あらたな境地へといたる生の軌跡。
坂口恭平、待望とも言える生まれ育った熊本への移住後の日々を振り返るエッセイ集です。
そして鬱の根源にある「寂しさ」に初めて向き合うことになった圧巻の「あとがき」を収録。
多くの著作を発表してきた坂口さんですが恐らくこの本は最も多くの人に届きそうな内容になっています。
装画は自ら描き下ろした花の水彩画。
著者:坂口恭平 出版社:palmbooks 2024 2刷ソフトカバー 144p
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