1986年に全国16ヶ所をまわったシャガール展の図録です。
今ではグラフィックデザイナーらが手がけることが多くなっているポスター。
しかし19世紀以降のヨーロッパでは画家が自らポスターを描くことが多々あったようです。その代表がロートレック、ミロ、ピカソ、そして「色彩の魔術師」シャガールです。
シャガールは自身の展覧会のために本当にたくさんのポスターを描いています。
この展覧会は亡くなった一年後に開催されました。
当時はシャガール・バブルで日本中でシャガールの絵は見られたようですが、そろそろ再評価あってもいいのになあと思います。