退屈なパーティー、偽善的に感じられる恋人、空虚なだけのニューヨークでの生活、欺瞞だらけの世の中
英米で430万部を突破、ピュリツァ―賞受賞の天才詩人シルヴィア・プラス(1932-1963 )が書き残した伝説的長編小説、20年ぶりの新訳。
優秀な女子学生の目の前に広がる人生をイチジクの木に喩え、けれど、たわわに実ったイチジクのどれも選べない彼女の葛藤。
痛みと暗闇を知るすべての人に。
装画:安藤晶子
装丁:脇田あすか
著者:シルヴィア・プラス 訳:小澤身和子 出版社:晶文社 2024 5刷 ソフトカバー 383p
新刊書籍