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誰のためのアクセシビリティ? 障害のある人の経験と文化から考える

わたしたちの”当たり前”を問い直す本です。
表現の見方や捉え方を障害のある人たち含む鑑賞者とともに再考するキュレーター、プロデューサーである田中みゆき初の著書。
実践経験から書かれたエッセイと障害のある人との対話・実験から成る一冊です。
装画は横山雄。

スロープや字幕を付ければ終わりではない。
アクセシビリティの先には、生々しい身体を持った人間がいる。
 
映画を観る、ゲームをする、アートを鑑賞する。
そのために、チケットを買う、座席を選ぶ、会場に行く。
多くの人が日常的にしていることを、マジョリティとは異なる身体を持つというだけで同じように楽しめない人たちがいる。
 
コンテンツを作るとき、情報を発信するとき、イベントを催すとき。
わたしたちは、自分と異なる身体と感覚を持つ人のニーズをどのくらい想像しているだろう?
そもそも人が「体験する」とは、どういうことだろう?
アクセシビリティについて考えることは、“当たり前”を問い直すこと。


著者:田中みゆき 出版社:リトルモア 2024 ソフトカバー 304p
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販売価格
2,200円(税込)

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