カウンターで市民と接し、市民が求める本を提供する。それは一方的なサービスではないし、教育でもない。強いていえば、それは終わりのない対話のようなものだ。
(解説:島田潤一郎)
夏葉社史上屈指の名作である、「移動図書館ひまわり号」の著者前川恒雄さんによる図書館レポート。
それまで収集、所蔵、閲覧を主としてきた図書館に「貸出」という仕事を軸に据えた著者を全国数多の図書館が招いたのでした。
図書館とは何か、「公」の仕事とは何か、耳を傾けるべき提言が溢れています。
2020年に小部数で発行されましたが多くのリクエストがあったようで、嬉しい増刷となりました。
著者:前川恒雄 出版社:夏葉社 2024 2刷 ハードカバー 173p
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