機械がやってくれることも
おおいけれど
調整したり なだめたり
ちゃんとできているか
みるのは
いつも人間の仕事です
ーーー
「はたらく」ってなんだろう?
写真家の吉田亮人さんと装幀家の矢萩多聞さんが作っていた私家版の本が写真絵本「はたらく」シリーズとして創元社より新装刊行となりました。
朝から晩まで、ひとつの職業の人にはりついて、その仕事や暮らしぶりを見つめて、大人と子どもがともに読みながら「はたらく」ことの意味を考えるあたらしい写真絵本シリーズです。
埼玉県にある製本所「松岳社」ではたらく笠井瑠美子さんの一日。
紙を折る人、切る人、あわせる人、綴る人、運ぶ人……製本工場はおおきないきものみたい。『広辞苑』から『はてしない物語』まで数多くの本をつくってきた製本所の静かなドラマ。
写真:吉田亮人 文・装幀: 矢萩多聞 出版社:創元社 2024 初版 ハードカバー 28p
新刊書籍