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Knitting ’n Stitching Archives. / 宮田明日鹿 Asuka Miyata

アーティスト・宮田明日鹿が2017 年より名古屋市港区で主宰している「港まち手芸部」。活動の中で出会った60代〜90代の7人の作り手が、これまで長い時間をかけて作ってきたものを紹介する。
子どものために作ったワンピース、教室に通いながら数年かけて完成させた刺繡、無心で手を動かしたレース編み、ありあわせの毛糸で作ったセーター、、
主に一点ずつ撮影された編み物、作り手のポートレイトとインタビューで本書は主に構成される。
「手芸」「編み物」といった”文化”が作り手たちと社会の接点であり、人生そのもののようにも思えてくる。丹念に読んでいくとそれが決して大袈裟ではないことが分かるはずだ。
著者である主催者の宮田さん、手芸部の参加者たち、本書の製作者たち、参加者全ての人々の想いが詰まったかけがえのない一冊です。

巻末エッセイ:港まち手芸部とわたし / 長島有里枝
論考:「女性が」「集まって」「手芸をする」ことのポリティカルな意味 / 山崎明子

初版限定2000部

宮田明日鹿(みやた あすか) Asuka Miyata
三重県在住。テキスタイルを学び、ファッション、手芸、アートの領域を横断しながら、手編みや改造した家庭用電子編み機などを用いて作品を制作している。2017年より、手芸文化を通して町の様々な人とコミュニティを形成するプロジェクト「港まち手芸部」を開始。その後、各地で同様のプロジェクトを展開している。近年の主な展覧会に「ひらいて、むすんで」(2024、岡崎市美術博物館)、国際芸術祭「あいち2022」(2022)、「名古屋×ペナン同時開催展:名古屋文化発信局」(2021、港まちポットラックビル)。手芸部プロジェクトに、「港まち手芸部」(2017-進行中、愛知県名古屋市)、「金石手芸部」(2021、石川県金沢市)(石川)、「有松手芸部」(2022、愛知県名古屋市)など。


港まち手芸部
名古屋市港区にある港まちづくり協議会の提案公募型事業として採択(2017-2023)され、現在は委託事業として宮田明日鹿が運営する企画。様々な世代が集って参加者同士が「手芸、人生を学びあう場」であり「家の中のことを外に出してみる」実践として継続している活動です。

著者:宮田明日鹿 発行:ELVIS PRESS 2024 ソフトカバー 15cm×15cm 320P
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