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BAUをめぐる冒険

 書名にもなっている「BAU」とはもちろんドイツで生まれた世界初のモダンデザインの学校「BAUHAUS(バウハウス)」から借りたのですが、BAUのドイツ語の意味は辞書によると「家、建築、構造、動物の巣穴、ねぐら」とあります。僕はそれこそ自分なりのBAU=巣穴、ねぐらを表そうとしていると考えるとしっくりきます。小学生の頃、僕がつくったのは自分のためのBAU(巣穴)だったのですね。
 家を建てるだけでなく、そこで暮らす人が使う物、生活に喜びを与える芸術、それこそ死にたいということを口にできる安心まで自作するような建築家。
 僕はそんな建築家として生きているつもりです。
(「はじめに」より)

インド、ヨーロッパ、アメリカ。6ヶ国の旅、14組の建築家。
建てない建築家、坂口恭平の原点にして初の建築探訪記です。
長い間ANAの機内誌「翼の王国」で不定期で連載されていたものが遂に一冊になりました。
旅の写真は石塚元太良。
建築案内的も読めるので、長い手元に置いておきたい本になっています。

◆「問い」を生み出すことでナチスに抵抗したバウハウス
◆ガウディの影に隠れながら、バルセロナの街に生涯を捧げた建築家ジュゼップ・マリア・ジュジョール
◆フンダートヴァッサーの「生きのびるための技術」
◆不遇の時代を乗り越えて創作を続けたフランク・ロイド・ライト
◆周辺の環境や家具までも取り込んだ生活空間を考えた、ロサンゼルスのモダニズム運動
◆個人の独創の産物「石の家」
◆実験か、道楽か。フィリップ・ジョンソンとグラスハウス
◆公害で退廃した街を建築によって再生したフランク・O・ゲーリー
◆穏やかな暮らしに希望を見出したル・コルビュジエの晩年 ほか

著者:坂口恭平 写真:石塚元太良 出版社:左右社2024 ソフトカバー 272p
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2,860円(税込)

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