絵画は物語るために生まれ、見えないものを見えるようにする。
(堀内誠一)
PLAY! MUSEUMで開催の「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」公式アートブック。
絵本作家、イラストレーター、アートディレクター、デザイナー、時には写真家として多くの仕事に携わり、世界のさまざまなありようを見つめてきた堀内誠一(1932-1987)。
作品と堀内の著作やインタビュー等から抜粋した堀内自身の言葉を収録。
chapter 1 世界はこんなにうつくしい
chapter 2 世界はこんなにおもしろい
chapter 3 世界はこんないゆめいっぱい
chapter 4 世界はこんなにはてしない
以下、版元より
PLAY! MUSEUMで開催の「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」公式アートブックを刊行します。
あなたもきっと見たことがある、絵本『ぐるんぱのようちえん』の大きなぞうの絵、雑誌『anan』『BRUTUS』『POPEYE』のロゴマーク。それぞれを知っていても、同じ人が手がけたことは意外と知られていません。なぜか? それは堀内誠一が自由な発想で、幅広い仕事に取り組んだアーティストだったからかもしれません。
絵本作家、イラストレーター、アートディレクター、デザイナー、時には写真家として、多くの仕事に携わりました。さまざまな画風で描いた絵本、新しい表現で作りあげた雑誌、絵画やリトグラフ、地図、ポスター、旅行記にエッセイ、絵手紙と、一人の仕事とは思えないほどです。
1987年、54歳で生涯を終えるまで多彩な作品を生み出しつづけた堀内は、どのように世界を見つめていたのかーーー「世界はこんなにうつくしい」「世界はこんなにはてしない」など4つのテーマから、約100点の絵や写真と言葉を贅沢に散りばめ、その知性と好奇心、関わる人を惹きつける思いやりに満ちた視点を探ります。
「世界はこんなに」のその先に思いを馳せ、宝物をふと手に取るように、何度も楽しんでもらいたい一冊です。
文・絵:堀内誠一 構成・解説:林綾野編集:永岡綾 アートディレクション・デザイン:高橋歩 デザイン:伊藤力丸 出版社:ブルーシープ 2025 初版 ハードカバー 216p
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